【施工事例】実機×立体感×ブランディング！工作機械メーカーの魅力を引き出すブース（JIMTOF事例）

2025年8月27日 2025年7月30日

川井慶子

工具研削盤メーカー様ブース

展示会　　　JIMTOF〜日本国際工作機械見本市
テーマ　　　技術のタスキで未来へつなぐ
小間数　　　7コマ
小間サイズ　21m x 21m

実機展示と空間演出でブランドを魅せる。
JIMTOFでの7小間ブース設計

世界中の製造業関係者が集う「JIMTOF（日本国際工作機械見本市）」にて、星野ディザインテックは工具研削盤メーカー様の展示ブース（7小間）を担当しました。

今回は、ブランドの持つ信頼性・精密性を視覚で伝えるために、モノトーンを基調とした高級感ある空間に。さらに、実機のデモ展示とグラフィック演出を融合させ、来場者の関心を自然に引きつけるブースに仕上げました。

ブース設計のポイント

モノトーンで魅せる、統一感あるブランディング演出
今回のブースは、「工作機械メーカーらしさ」を全面に表現することがテーマ。モノトーンのカラー構成をベースにすることで、シャープさや精密さ、信頼感といったブランドイメージをブース全体で演出しました。

さらに、背景となる壁面や床面、什器に至るまで一貫した配色・素材選びを行い、会場全体の中でも一線を画す、洗練された印象を与える空間に仕上げています。
デモ実機×グラフィックで立体感ある訴求
実機の展示は、来場者の足を止める大きな要素のひとつです。今回は、複数の研削盤デモ機を展示すると同時に、それらを支える大型グラフィックや解説パネルを視覚的に立体的に配置。

機能説明だけに留まらず、「どういった課題を解決できるか」「どのような製品ラインに組み込まれるか」といった背景情報まで伝わる構成とすることで、来場者の理解と関心を深め、会話のきっかけをつくる設計としました。
7小間の広さを活かし、商談スペースも確保
展示会で成果を上げるには、「見せる」だけでなく「話せる」環境が不可欠です。7小間のブースでは、実機展示ゾーン／説明ゾーン／商談スペースをしっかりとゾーニング。動線を交差させず、どこに誰がいても機能的に動ける構造を実現しました。

●実機の前ではスタッフが実演を担当
●パネル前では詳細な質問に答える技術スタッフが待機
●奥には落ち着いた商談スペース

と、来場者の関心段階に合わせたステップ設計が可能になっています。