【施工事例】視認性×動線設計で集客力アップ！防災ソリューション展示の成功事例（自治体総合フェア）

2025年8月6日 2025年7月30日

川井慶子

防災ソリューション電子機器製造メーカー様ブース

展示会　　　自治体総合フェア
テーマ　　　発見、気づき、あらたな地方創生へ
小間数　　　7コマ
小間サイズ　21m x 21m

視認性・企業イメージ・集客力を兼ね備えた展示ブース設計

毎年、多くの自治体・官公庁・関連事業者が来場する【自治体総合フェア】は、インフラ、防災、減災など社会インフラに関連したソリューションが集まる注目の展示会です。星野ディザインテックでは、防災ソリューションを展開する電子機器メーカー様のブース装飾を手がけました。

本事例では、7小間という広いスペースを最大限に活かし、来場者の目を引く視認性、企業イメージを明確に打ち出すブランディング、さらに【商談に繋がる動線設計】にこだわった提案型のブースを設計・施工。結果として、展示会期間中に多数の見込み客が立ち寄り、有意義な商談の場となりました。

ブース設計のポイント

コーポレートカラーを活かした“圧倒的な視認性”
今回のテーマは「防災ソリューション」。展示内容を瞬時に伝えるために、コーポレートカラーをブース全体に配色し、遠くからでも一目で企業が分かるデザインに仕上げました。視認性の高い色使いは、展示会場内でのブース発見率を高め、来場者の自然な導線を作る上でも重要な役割を果たします。
提案型ブースで“見る”から“相談”へ誘導
出展企業様は、防災・減災分野の最新技術を紹介する電子機器メーカー。単なる製品展示ではなく、「自治体が直面する課題をどう解決できるか」という提案型の展示が求められていました。

そこで、展示物の配置を「課題 → 解決策 → 具体製品」と段階的に並べ、来場者が自然に会話へと進む流れを設計。製品を“見る”だけで終わらせず、興味を持った方にそのままブース奥で相談いただけるよう、スタッフ導線と来場者導線を交差させない構造にしました。
7小間の広さを活かした機能的な空間設計
広いブースでは、スペースを持て余した印象を与えてしまうことも。星野ディザインテックでは、機器展示ゾーン／提案説明パネルゾーン／商談スペースをそれぞれ独立させながら、全体が自然に回遊できるようレイアウト。これにより、滞在時間が伸び、商談へと繋がる確率も高まりました。

また、各展示ゾーンの床材や壁面処理にも変化を持たせることで、来場者の視線を誘導し、流れをスムーズに保ちました。