【初めてでも安心】展示会ブース制作の流れと失敗しない7つのポイント

成功する展示会ブースの要素として、心理的な効果を考慮したレイアウトも大切です。

展示会出展が決まったものの…

【全体の流れ】展示会ブース制作はこの7ステップ!

展示会ブース制作には、以下のような流れがあります。

  1. 出展目的の明確化
  2. 出展内容・ターゲットの整理
  3. ブース企画・レイアウト設計
  4. デザイン・演出の決定
  5. 製作・施工の手配
  6. 当日運営のシミュレーション
  7. 展示会後のフォローアップ設計

それぞれのステップでよくある「失敗ポイント」「成功のコツ」を、以下で詳しくご紹介します。

目次

目的が曖昧なままだと、どんなブースを作ればいいか分からず、方向性がブレてしまいます。

  • 成功のコツ|社内でKGI(目標)とKPI(数値目標)を共有する

ターゲットが絞れていないと、ブースの見せ方や話し方も曖昧に。

ペルソナ設定が成功のカギですが、実像から乖離したペルソナを設定しないことが大切です。実在する人物をモデルにするのがオススメです。
  • 成功のコツ|ペルソナを1人描き、その人に響く見せ方を考える
最新の展示会ブースデザイン事例2024

初出展でありがちなのが、製品説明ばかりの平面的なブース

展示会では、まず「立ち止まってもらう」ことが勝負です。

  • 成功のコツ:遠目からでも目に入るキャッチコピー/光/高さのある演出を加える
ゲームやクイズで、来場者の興味を引きつけ、楽しみながら製品やサービスについて学んでもらうのもおすすめ。星野ディザインテックでは、冷たい飲み物の提供とノベルティプレゼントの抽選を行うなど、営業の場が生まれる仕掛けも作ります。

スペースが限られていても、製品やサービスを「見て・触れて・体験できる」工夫は必須。

  • 成功のコツ|見るだけでなく「やってみたくなる」仕掛けを入れる
【小規模ブース成功事例】 ネットギア様の展示会ディスプレイ

初出展では「ギリギリで焦る」が最も多いトラブルです。
展示会の約3ヶ月前から逆算し、下記のようなスケジュール管理を。

  • 成功のコツ|プロに相談し、見落としを減らす

展示会当日、ブースで立ち尽くすスタッフ…。
来場者から見れば「声をかけづらいブース」になってしまいます。

  • 成功のコツ|受付・説明・呼び込みなど、役割とトーク内容を事前に決めておく

初出展で成果が出ない最大の原因は、展示会後の“放置”です。

  • 成功のコツ|展示会終了前に「お礼メール」+「資料送付」準備を完了しておく

初めての展示会でも、段取りをおさえれば十分に成果を出すことは可能です。
今回ご紹介した「流れと7つのポイント」を意識すれば、初出展でも失敗せず、自信をもって展示会に挑めます。

まとめ

  • 出展目的を明確化し、ターゲットを具体化する
  • 「目を引く×立ち止まる」ブース設計にする
  • コンパクトでも“体験”を盛り込む
  • スケジュールを“逆算”で組み、「役割分担」を明確にする
  • 展示会後の「フォロー計画」までが成功の鍵