展示会ブース装飾で失敗しない!よくある7つのミスとその対策

ブースレイアウトにはいくつかのタイプがあり、特にオープン型とセミオープン型のレイアウトは、それぞれ異なる特徴とメリットがある。どのレイアウトが最適かを理解することが重要。

展示会への出展は、企業にとって貴重な営業・マーケティングの場。しかし、限られた予算と時間の中で効果を出すには、ブース装飾がカギを握ります。
初めての出展で「どこに頼めばいいの?」「この装飾で本当に大丈夫?」と不安なご担当者様も多いのではないでしょうか。

この記事では、多くの企業が実際に陥ってしまった「展示会ブース装飾の7つの失敗例」とその対策をご紹介。
「これから出展する方」も「いつもの業者に頼み続けてよいのか迷っている方」も、ぜひチェックしてみてください。

展示会出展費用を抑えながら成果を最大化するコツ7選

  • 失敗1:目立たないブースデザインで埋もれてしまった
  • 失敗2:伝えたいメッセージがごちゃごちゃしていた
  • 失敗3:設営が間に合わず準備不足でオープン
  • 失敗4:予算オーバーで他の施策に影響が出た
  • 失敗5:来場者の動線が悪く、立ち寄られなかった
  • 失敗6:担当者との意思疎通がうまくいかなかった
  • 失敗7:来場者のアクションにつながらなかった

原因:色使いや構造が地味で、周囲のブースに埋もれてしまった

対策:遠くからでも目を引くデザインと高さのある構造を意識

出展エリアで存在感を出せなければ、どんなに良い商品やサービスも見てもらえません。特に、色彩設計やアイキャッチの配置はプロの力を借りるべきポイント。

【小規模ブース成功事例】 THK様の展示会ディスプレイ

原因:商品も会社概要も全部を1枚のパネルに詰め込んでしまった

対策:来場者の「興味段階」に応じて情報の整理・優先順位づけを

来場者の滞在時間は平均3〜5分。すべてを詰め込むと、かえって何も伝わりません。
まずはキャッチコピーと1枚の強いビジュアルで惹きつけ、詳細はパンフレットや説明員に任せましょう。

搬入・設営

原因:ブース施工会社と当日の連携が甘かった

対策:前日設営を徹底。専門業者とスケジュールを明確に共有

展示会当日の朝に設営が終わらない…という声もよく聞かれます。設営は予想以上に時間がかかるため、前日搬入・設営ができる業者を選ぶことが重要です。

展示会出展は、ただ費用を抑えるのではなく、費用対効果を重視することが大切です

原因:装飾費用の見積もりが曖昧、オプション追加で膨らんだ

対策:見積時に“どこまで含まれるか”を確認し、総額で比較する

「安いと思ったら、トータルで割高だった」ケースは少なくありません。価格を比べるときは、一式金額と内訳の明確さがカギ。
信頼できる業者は、オプション費用や追加工事のリスクも事前に説明してくれます。

原因:ブース内の導線設計がされておらず、滞在しづらい空間に

目的別に動線設計し、展示台・接客スペースの配置を工夫

狭いスペースでも、通り抜けられる設計立ち止まりたくなる仕掛けがあれば、来場者の滞在時間がアップします。
「2小間だけど商談スペースもほしい」など、目的に応じた設計提案をしてくれる業者を選びましょう。

原因:依頼先の担当者が展示会経験に乏しかった

対策:展示会専門の装飾会社を選ぶ

展示会と一般店舗では、空間設計のセオリーがまったく異なります。
経験の浅い業者では、「そもそも展示会に合ったデザインとは?」という部分から説明が必要になってしまいます。
展示会専門の業者であれば、業界別の成功事例や導線設計ノウハウも豊富で、やり取りもスムーズです。

展示会後のフォローアップ

原因:資料が目立たない・配布動線がない・スタッフの声掛けが弱い

対策:装飾だけでなく、資料設置・配布動線も含めて設計する

装飾だけで満足してはもったいない!
名刺交換や資料配布、QRコードからのWeb誘導など、ゴールから逆算した動線設計が不可欠です。
私たちは「ブースから成果が出る仕掛け」を前提に、装飾と運営導線の両面をご提案しています。

展示会ブース装飾の失敗は、「知識不足」よりも「業者選び」で起こることが多いです。
「装飾を発注する」ではなく、「出展目的に合った提案をくれるパートナーを選ぶ」という意識が成果への第一歩になります。

この記事はこんな方におすすめ

  • 初めて展示会に出展する
  • 今の業者で成果が出ていない
  • 装飾費用を抑えながら効果を出したい
  • 小間数が少ないけど目立ちたい
  • 上司から「費用対効果」を求められている