【初めてでも安心】展示会ブース制作の流れと失敗しない7つのポイント
川井慶子～ゼロから出展準備が分かる！初心者向けガイド～
はじめに｜初出展の「不安」を「安心」に変えるために
展示会出展が決まったものの…
- ブースづくりって何から始めればいいの？
- 社内に経験者がいなくて不安…
- 初めてだから、失敗したくない
そんなお悩みをお持ちではありませんか？
展示会は新規顧客との出会いや商談機会が得られる重要な場ですが、準備不足や段取りのミスで十分な成果を得られない企業も少なくありません。この記事では、初めて展示会に出展する企業様向けに、ブース制作の流れと失敗を防ぐための7つのポイントを分かりやすく解説します。
「次にやるべきこと」が明確になり、安心して準備を進められるようになるはずです。
【全体の流れ】展示会ブース制作はこの7ステップ！
展示会ブース制作には、以下のような流れがあります。
- 出展目的の明確化
- 出展内容・ターゲットの整理
- ブース企画・レイアウト設計
- デザイン・演出の決定
- 製作・施工の手配
- 当日運営のシミュレーション
- 展示会後のフォローアップ設計
それぞれのステップでよくある「失敗ポイント」と「成功のコツ」を、以下で詳しくご紹介します。
目次
- 出展目的の明確化
- 出展内容・ターゲットの整理
- ブース企画・レイアウト設計
- デザイン・演出の決定
- 製作・施工の手配
- 当日運営のシミュレーション
- 展示会後のフォローアップ設計
- おわりに｜名刺は“営業の入口”に過ぎない
1.出展目的を明確にする
まず大切なのは、「なぜ展示会に出るのか」をはっきりさせること。
▼ 出展目的の具体例
- 新規リードの獲得
- 商品・サービスの認知拡大
- 既存顧客との関係強化
目的が曖昧なままだと、どんなブースを作ればいいか分からず、方向性がブレてしまいます。
- 成功のコツ｜社内でKGI（目標）とKPI（数値目標）を共有する
2. 来場者ターゲットを具体化する
ターゲットが絞れていないと、ブースの見せ方や話し方も曖昧に。
▼ ターゲットの具体化
- 誰に来てほしいのか？
- その人が関心を持ちやすい訴求は？
- 成功のコツ｜ペルソナを1人描き、その人に響く見せ方を考える
3. 「目を引く×立ち止まる」ブース設計にする
初出展でありがちなのが、製品説明ばかりの平面的なブース。
展示会では、まず「立ち止まってもらう」ことが勝負です。
- 成功のコツ：遠目からでも目に入るキャッチコピー／光／高さのある演出を加える
4. コンパクトでも“体験”を盛り込む
スペースが限られていても、製品やサービスを「見て・触れて・体験できる」工夫は必須。
▼ “体験”の具体例
- タブレットでのデモ動画
- 簡易モックの展示
- 簡単な体験コーナー
- 成功のコツ｜見るだけでなく「やってみたくなる」仕掛けを入れる
5. スケジュールを“逆算”で組む
初出展では「ギリギリで焦る」が最も多いトラブルです。
展示会の約3ヶ月前から逆算し、下記のようなスケジュール管理を。
▼ スケジュール管理例
| タイミング | やること |
|---|---|
| 3か月前 | 出展目的・ターゲットの決定／業者への相談開始 |
| 2か月前 | デザイン案決定／制作開始 |
| 1か月前 | 制作完了・搬入準備／マニュアル作成 |
| 1週間前 | 搬入・設営シミュレーション／配布物最終チェック |
- 成功のコツ｜プロに相談し、見落としを減らす
6. 当日運営の「役割分担」を明確にする
展示会当日、ブースで立ち尽くすスタッフ…。
来場者から見れば「声をかけづらいブース」になってしまいます。
▼ チェックリスト例
- 呼び込み担当は「○○業界の方ですか？」と声かけ
- 説明担当は3分以内で製品紹介
- 名刺交換のルールを統一
- 成功のコツ｜受付・説明・呼び込みなど、役割とトーク内容を事前に決めておく
7. 展示会後の「フォロー計画」までが成功の鍵
初出展で成果が出ない最大の原因は、展示会後の“放置”です。
▼ 展示会後の失敗例
- 名刺をただ管理して終わり
- お礼メールを送らない
- 見積もりの案内をしない
- 成功のコツ｜展示会終了前に「お礼メール」＋「資料送付」準備を完了しておく
【まとめ】初めてでも成果が出る！安心のブース制作は「段取り」で決まる
初めての展示会でも、段取りをおさえれば十分に成果を出すことは可能です。
今回ご紹介した「流れと7つのポイント」を意識すれば、初出展でも失敗せず、自信をもって展示会に挑めます。
まとめ
- 出展目的を明確化し、ターゲットを具体化する
- 「目を引く×立ち止まる」ブース設計にする
- コンパクトでも“体験”を盛り込む
- スケジュールを“逆算”で組み、「役割分担」を明確にする
- 展示会後の「フォロー計画」までが成功の鍵
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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