【ファクトリーイノベーションWeek】DX・自動化の実機を"魅せる"展示会ブース設計とは|製造業の課題解決を伝える出展戦略

【小規模ブース成功事例】 THK様の展示会ディスプレイ

はじめに|ファクトリーイノベーションWeekは「課題解決型」の展示会

ファクトリーイノベーションWeekは、製造業が抱える課題ごとに構成された5つの専門展からなる総合展示会です。DXによる生産効率化、ロボットによる自動化・省人化、脱炭素経営、人手不足対策、工場の安全・環境改善と、切り口の異なる展示が同じ会場に集まります。

来場者は、DX推進担当者、工場長・生産技術部門の管理者、経営層など、自社の課題を解決する手段を探しに来ている層が中心です。目玉のひとつは、最新のヒューマノイドロボットの実機展示・デモンストレーションで、来場者の足はどうしても大型の実演コーナーに向かいがちです。

出展を検討する担当者からは、次のような声が聞かれます。

  • 自社が5つの構成展のどこに当てはまるのか、来場者にうまく伝えられるか不安
  • ロボットの実機デモが並ぶ中で、自社ブースが埋もれてしまいそう
  • DXやIoTのようなソフトウェア中心の製品は、実機のように見せ場を作りにくい

本記事では、ファクトリーイノベーションWeekで自社の立ち位置を明確にし、実機やソリューションを"魅せる"展示会ブース設計のポイントを解説します。

この記事で分かること

  1. ファクトリーイノベーションWeekの開催概要と5つの構成展の違い
  2. 展示会ブースでよくある失敗パターン
  3. DX・自動化領域で差別化する展示会ディスプレイ戦略
  4. 実機展示を成果につなげた製造業の成功事例

ファクトリーイノベーションWeekとは?

主催はRX Japan合同会社。製造業の課題解決を目的とした5つの専門展で構成されています。

開催概要

項目内容
会場東京ビッグサイト
次回開催2027年2月17日(水)〜19日(金)
主催RX Japan合同会社
構成5つの専門展による総合開催

自社の製品・サービスがどの課題解決に該当するかによって、伝えるべきメッセージが変わります。

構成展課題領域
スマート工場EXPOAI・DXによる生産効率化(生成AI、予兆保全、遠隔監視など)
ロボデックスロボットによる製造・搬送の自動化
製造業カーボンニュートラル展脱炭素経営・グリーンファクトリー
製造業人手不足対策EXPO人材の採用・教育・管理
工場安全・環境改善EXPO工場の安全対策・職場環境改善

自社がどの課題解決を主軸に出展するかを最初に明確にしておくことで、ブースで伝えるメッセージがぶれません。

【小規模ブース成功事例】 宇都宮製作所様の展示会ディスプレイ

技術用語の羅列で終わってしまう

DX・IoT・生成AIといった言葉は、来場者にとって「結局何が変わるのか」が伝わりにくい言葉でもあります。技術名よりも、それによって現場のどんな課題がどう解決するかを軸に伝える設計が重要です。

実機を置くだけで、体験や解説が伴わない

ロボットや設備を並べるだけでは、来場者は足を止めても素通りしてしまいます。実演・解説スタッフの配置、体験できる仕掛けまで含めた設計が必要です。

DX系の企業ほど「何をしている会社か」が伝わりにくい

ソフトウェアやサービス中心の企業は、モノとして展示できるものが少なく、来場者が製品イメージを持ちにくい傾向があります。導入前後の変化や事例をビジュアル化する工夫が求められます。

DX・自動化領域で差別化する展示会ディスプレイ戦略

来場者の足を止め、商談につなげるブースには共通する設計の考え方があります。3秒で強みが伝わるブランド設計、実機・デモを見せ場に変えるレイアウト、来場者が立ち止まりやすい動線設計、技術者と営業が連携できる商談スペース、そして展示会後の営業活用を見据えた設計です。これらの詳しい考え方は、以下の記事でまとめて解説しています。

▶ 技術系展示会で成果を出す展示会ブース設計とは?|専門性を「伝わる価値」に変える考え方

成功事例|工具研削盤メーカー様ブース

ファクトリーイノベーションWeekでの施工実績はまだございませんが、「実機をどう魅せるか」という点で参考になる事例をご紹介します。

工作機械メーカー様が「JIMTOF(日本国際工作機械見本市)」に7小間で出展された際は、モノトーンを基調にした空間で、複数のデモ機と大型グラフィック・解説パネルを立体的に組み合わせて展示しました。単に機械を並べるのではなく、その機械がどんな課題を解決するのか、どんな製品ラインに使われるのかまで伝える構成にすることで、来場者の理解と関心を深めています。

さらに、実機展示ゾーン・説明ゾーン・商談スペースを明確に分け、実機の前では実演担当、パネル前では技術的な質問に答えるスタッフを配置するなど、来場者の関心の深さに応じて対応できる動線を設計しています。

▶ 【施工事例】実機×立体感×ブランディング!工作機械メーカーの魅力を引き出すブース(JIMTOF事例)

実機を「置く」のではなく「魅せる」という発想の転換が、DX・自動化領域の展示にもそのまま活かせます。

実際の展示会ブース事例はこちら

これまで手がけた展示会ブースの事例をご紹介しています。
課題解決のヒントやデザインの参考にご活用ください。

展示会ブースデザイン事例2024の施工写真一覧

まとめ

まとめ

ファクトリーイノベーションWeekは、5つの課題解決型展示会が集まる総合展示会です。
自社がどの課題領域に当てはまるかを明確にし、実機やソリューションを「置くだけ」ではなく「体験させる」設計にすることが、来場者の記憶に残るブースへの近道です。

施工事例の考え方をまとめた資料はこちら

課題解決のヒントやデザインの参考にご活用ください。

展示会ブースデザイン事例2024の施工写真一覧

よくあるご質問

ファクトリーイノベーションWeekでの施工実績がなくても相談できますか?

はい。JIMTOFなど他の製造業系展示会での実機展示の実績をもとに、企画段階からご相談いただけます。なお、案件によってはHP上でご紹介できないものもあり、DX・IoT関連の展示についても対応実績がございますので、まずはお気軽にご相談ください。

「横浜ものづくりゾーン」のような小さな出展枠でも、しっかりしたブースは作れますか?

はい。展示台1台の規模でも、情報を絞り込み、視認性を高めることで、十分に印象に残るブースを設計できます。

DXやIoTのようにモノとして見せにくい製品でも、印象に残るブースは作れますか?

はい。導入前後の変化や事例をビジュアル化する、体験型のデモを用意するなど、モノがなくても伝わる設計は可能です。

ロボットなどの実機展示にも対応できますか?

はい。搬入・設置・安全管理まで含めた大型実機の展示にも対応しています。

5つの構成展のうち、どこに出展すべきか迷っています。相談できますか?

はい。自社の製品・サービスがどの課題解決に当てはまるかも含めて、企画段階からご提案いたします。

予算に合わせた提案は可能ですか?

はい。出展規模・予算に応じて、最適なブース設計をご提案いたします。

初めての展示会出展でも依頼できますか?

はい。展示会の企画段階から、ブースデザイン・施工・運営サポートまで対応しています。初出展の企業様もお気軽にご相談ください。

小間ブースでも集客効果は出せますか?

はい。小間サイズでも、導線設計・視認性・展示方法を工夫することで、来場者の足を止めるブースづくりは可能です。

展示会ブースの費用はどれくらいかかりますか?

小間サイズ・施工内容・展示会規模によって異なります。ご予算に応じたご提案も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

展示会ブースのデザインから施工まで依頼できますか?

はい。星野ディザインテックでは、企画・デザイン・設計・施工・運営サポートまで一貫対応しています。

東京以外の展示会にも対応していますか?

はい。展示会会場や内容に応じて全国対応しております。詳細はお問い合わせください。

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